「ボールはトモダチ、怖くなんてないよ」
サッカー好きなら誰もが知ってるキャプテン翼の主人公、大空翼がシュートを怖がる森崎くんにいった名言ですよね。
多くの人がマンガやアニメに影響されてスポーツを始める、と言いますが、ぼくもその例に漏れずキャプテン翼が影響でサッカーを始めた一人です。
サッカーやフットサルを長年やり続けているのは、昔見た憧れの主人公が忘れられず、ボールを蹴るのは「最高に楽しいコト」とある種の自己暗示にかかっているからだと思います。実際、ボールを蹴るのは最高に楽しいですしね。
ちなみに、長年の経験を元にこんな記事も書いています。
たくさんのサッカーマンガを読んできた僕ですが、子供から大人まで楽しめるおすすめの作品を紹介したいと思います。また、実際にサッカーをやっている方が参考になる作品も掲載したので必見です。
おすすめサッカーアニメ・マンガ7作を紹介
DAYS / 安田剛士
タイトル:DAYS
著者:安田剛士
巻数:19巻
対象者:何かを新しく始めたビギナーにおすすめ
走ることしかできない主人公、ツカモトが名門高校のサッカー部に入部し、成長する日々を描いた感動ストーリー。
サッカー素人の主人公が日々上手くなっていくストーリーのため、何かを新しく始めた方におすすめできるマンガ・アニメになっています。僕もこのマンガを見ると、かなり感情移入して泣きます。それも結構な頻度で泣きます。昔、サッカーを始めたての頃を思い出すんですよね。
それぐらい人間ドラマが見どころのマンガでサッカーのリアルを追求したというよりは、人間ドラマを描いたスポ根アニメです。
エリアの騎士伊賀大晃
タイトル:エリアの騎士
著者:伊賀大晃
巻数:54巻
対象:サッカーをプレーしている小・中学生
天才的サッカープレイヤーの兄を亡くした主人公、カケルが兄の姿を追いかけてサッカーで孤軍奮闘する姿を描いた作品。
交通事故で兄が亡くなりますが、兄の心臓を移植することでカケルは生き延びることになります。その心臓移植がきっかけで兄の天才的なサッカーセンスを受け継ぎ、メキメキと頭角を表す姿が読んでいて気持いいマンガになっています。
少し「中二病」的なところがあり生粋のサッカーファンからすると、物足りない感が否めませんが、DAYSよりも多少リアルな個人戦術やグループ戦術などの話が出てくるシーンは面白いです。
サッカーをプレーしている小学生から中学生におすすめの漫画になっています。
龍時/戸田邦和
タイトル:龍時
著者:戸田邦和
巻数:16巻
対象:サッカーをプレーしている中学生以上の方
全国的に無名だった主人公、志野リュウジが中学時代の活躍でU-16の代表候補に選ばれたことが縁でスペインリーグへ渡り、世界で活躍するサクセスストーリーを描いた作品。
この作品は、誰もが憧れるスペインリーグ「リーガエスパニョーラ」でリュウジが強い精神力と反骨心で道を切り開いていくのが特徴的なストーリー展開になっています。
サッカー小僧なら誰もが目を輝かせて一気に読んでしまうこと間違いなしの作品になっています。
その理由として、海外サッカー専門誌によって監修されていることが挙げられます。そのため、サッカーの基本知識がある人向けに描かれており、主人公の心の描写やフィールド内での疾走感や力強さがサッカーマンガの中で一番滲み出ている作品になっているのも見所の一つです。
実際にサッカーをプレーしている中学生以上の方におすすめできる作品です。
ファンタジスタ/草場道煇
タイトル:ファンタジスタ
著者:草場道煇
巻数:25巻
対象:サッカーを始めようと思っている方や実際にサッカーをしている小・中学生
離島で生まれ育ち一人で技術を磨いていた主人公、てっぺいが卓越したボールテクニックを生かして、世界を股に掛けて活躍する姿を描いた正統派のサッカーマンガ。
この作品を一言で表すならば、「現実的」だと表現します。
それぐらいリアルのサッカーを表現している作品でお子さんがサッカーをしているならば絶対に読ませた方がいい作品です。というのも、至る所に戦術や用語などの解説が載っているため、とても勉強になりお子さんの入門書として良書だと言えます。
また、サッカーを始めようと思っている方にもおすすめできる作品になっています。
キャプテン翼/高橋洋一
タイトル:キャプテン翼
著者:高橋洋一
巻数:全50巻以上
対象:全世代
「ボールは友達」が信条の主人公、大空翼の成長と活躍を描いた王道のサッカーマンガ。
説明するまでもないくらい多くのサッカー小僧を虜にしてきたこの作品は、サッカーの楽しさを教えてくれる作品だと言えます。
常にサッカーボールと生活している翼くんを見ていると、すぐさまサッカーをしたくなるのは、みんなが思うことじゃないでしょうか?
大人になった今見ると、「あり得ない!」描写に笑ってしまうこともありますが、それでも好きなマンガの一つには変わりないです。
全世代のサッカー好きにおすすめできる作品です。
シュート/大島司
タイトル:シュート
著者:大島司
巻数:全61巻以上
対象:青春をスポーツに捧げた元スポーツマンにおすすめ
「必殺の右」を武器に中学で活躍した主人公、田仲俊彦が県大会、全国大会で死闘を繰り広げるサッカーマンガ。
高校サッカーを舞台に主人公の成長や心の変化が楽しめるのがこの作品の魅力だと思います。サッカーのリアルさを追求したというよりも主人公の心情や彼を取り巻く環境も含めてときめくストーリーになっています。
昔を思い出したい元スポーツマンやサッカー部におすすめの作品です。
ジャイアントキリング/ツジモト、綱本将也
タイトル:ジャイアントキリング(GIANT KILLING)
著者:ツジモト、綱本将也
巻数:42巻
対象:ビジネスマン、全世代のサッカープレーヤー
元プロサッカー選手であった主人公、達海 猛(たつみ たけし)がETUに監督に就任し、次々とジャイアントキリングを繰り広げる爽快な作品。
サッカーの「リアル」をこれでもかというほど突き詰めて描いた作品ですが、サッカーファンのみならず、サラリーマンにも人気がある。
その理由として、主人公の名言がサラリーマンに絶大な人気を集めている。
サッカープレーヤーだけでなく、ビジネスマンにもおすすめできる作品です。